日本の競馬はパリミュチュエル方式

日本では競馬だけに限らず全ての公営競技で、パリミュチュエル方式を採用しています。それについて簡単に紹介しますと、売上に応じて配当金を分配することになります。

例えば競馬で単勝馬券が100万円売れたと仮定し、単勝馬券の還元率は80%となっていることから、80万円を的中者で分配することになるのです。差し引かれた20万円は運営側の取り分となり、運営費用や納税などに使用されます。

さて、パリミュチュエル方式ではオッズに関しても売上に応じて決まることになります。もしも、特定の馬が極端に売れたりすれば、その馬のオッズはかなり低くなります。逆に、ほとんど売れていない馬はオッズも跳ね上がるため、もし的中すれば大きな配当に期待できるわけです。

海外で嗜まれているブックメーカーに関しては、これとは逆にブックメーカー方式でオッズを設定しています。つまり、運営側が独自でオッズを決めているので、そこがパリミュチュエル方式との最大の違いなのです。

もし競馬をこれから始めようと考えているのであれば、そういったことを念頭に置いた上で、どうすればより大きな配当に期待できるのか、そこをじっくりと考えて取り組んでいくようにしましょう。