ペガサスワールドカップ 競馬の必勝法

ペガサスワールドカップ

アメリカ競馬は迫力あるダートレースが主流で、筋骨隆々でパワー溢れる馬が一流馬と見なされます。アメリカ競馬の三冠レースは全てダート戦ですし、最も名誉あるレースと言われているのもダートレースの世界最高峰であるブリーダーズカップクラシックです。アメリカの一流馬は三歳馬は三冠路線、古馬は数多くあるダートG1戦線を戦いながら、秋に行われる最大目標ブリーダーズカップを目指してシーズンを過ごします。

2017年に第一回目の競走が行われた新設G1のペガサスワールドカップは、そんなアメリカ競馬の概念を覆す可能性を秘めた世界最高賞金額のレースです。総賞金額は12億ドルも破格なら、出走枠を得るために100万ドルを支払うというのもまた破格で、これまでの常識を覆すレースです。出走登録枠の売買も認められているため、登録時とは違う馬を出走させることもできます。

100万ドルというG1レースの賞金並みの金額を支払っているので、半端な馬や調子の悪い馬、生半可な仕上げの馬は出せません。世界最高レベルの馬たちが究極の仕上げを施されて戦うまさに一戦必勝のレースです。実際に初代チャンピオンになったアロゲートは、前年のブリーダーズカップを勝利し2016年のロンジン・ワールドベストホース・ランキングで世界1位にランクされ、このレースの後ドバイワールドカップも制するなど現在世界No.1のダートホースであり、獲得賞金額世界歴代1位の名馬です。